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先輩の声

大自然の中で暮らすため、東京を離れて選んだ森林の仕事。今では確かな手応えを実感。

沼田さんが最初に板取村を訪れたのは、森林の手入れをするボランティア「岐阜森林愛護隊」がきっかけでした。まぶしい緑、清らかな川の流れなど、板取の豊かな自然にすっかり魅せられた沼田さん。それまでの「自然の中で暮らせたら」という夢が、次第に現実味を帯びてきました。
「じゃあ自然豊かなところで暮らしを立てるには、どうすればいいのか考えたわけです。調べてみると、当時は林業が人手不足だというじゃないですか。それならやってみようかと・・・」。

こうしてスタートした森林の仕事と田舎暮らし。収入が減ることや、体力的に厳しいことも覚悟はしていたものの、やはり現実は甘くありませんでした。
「それまでは仕事から帰ると陽気に話しかけてきた主人が、最初の3ヵ月は口もきけないほど疲れていました」(美千代さん)
今ではずいぶん慣れてきましたが、決してラクではないと沼田さんは感じています。
「でもそれは、みんな同じです。未熟な人はみんなに追いつこうと頑張りますし、ベテランの人は、その分、難しい仕事をこなしてみんなをひっぱっていきます。みんな同じようにきつい。会社の上司のように、ふんぞり返って、指図するだけなんてことがないのはいいですね」

肉体的な巌しさは一生続くのだろうと、沼田さんはそう捉えています。でも、この仕事を嫌だと思ったことはありません。太陽の下、お弁当を開く至福のひととき、伐採や下刈りなど、自分のやった成果が一目でわかる仕事内容。そして、残業もなく帰宅すれば、自然の中でのぴのびと暮らす娘の成長をつぶさに感じられる。これらが何にも代え難いものだと思っています。
「休みや給与など、待遇面では厳しいところもあります。でも、改善できるよう努力を続けたい。自分のため、連れてきた家族のために」

プロフィール

  • 氏名 / 沼田健司
  • 出身地 / 東京都練馬区
  • 1996年、板取村森林組合就職。臨床検査技師として病院に10年近く勤めた後、林業へ転身。前の職場で知り合った妻の美千代さんとともに村営の一戸建てに移住、現在に至る。ここで誕生した長女は、今や村のアイドル。

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